スーパーシャワークライミングツアー!秘境!西丹沢小川谷廊下!!
小川谷廊下、「廊下?」なんのこっちゃ?と思うかもしれませんが、ここは、ゴルジュといって、切り立った岩壁に挟まれた狭い谷間なのですが、丹沢の中でも特別な存在の渓谷でして、神奈川県外各地からも毎年たくさんの沢登リストが訪れる沢登りの聖地です。
そこを流れる水はブルーに輝き、分厚いコケに覆われた森や岩、水に磨かれた巨岩がゴロゴロ。
ぼくは、この小川谷廊下を神奈川県が全国に誇れる宝だと思っています。
死ぬまでに一度は行きたい絶景!にエントリーさせたいくらいです。
そんな小川谷廊下に経験者向けのスーパーシャワークライミングツアーで行ってきました!
入口から神々しい雰囲気。
この日はエントリーをしている人がかなり多かったです。
水量が比較的多い沢なので、真夏の暑い時期に水と戯れるように遊ぶのがオススメ!
猛暑日の本日は、小川谷Day!間違いなし!!
スタートしてすぐに現れるこの沢の核心部とも言える滝。
ほとんどの人が迂回している場所ですが、ダイレクトに攻めちゃいます!
ここ数年、シーズン中に何度もご参加いただいているSさんは、シューズを新調して臨んだ結果、ノーフォールで一発クリア!ナイス!!
通称”親子岩”
コーナーを曲がると突然出てくるこの絶景に思わず足を止めてしまいます。
コースの中間点ではありますが、ここ小川谷廊下のハイライトと呼ぶべきゴルジュ。
圧迫感さえ感じるこの岩壁に挟まれた空間に轟々と流れるブルーウォーター。
景色を眺めながらゆっくりと進んで行きます。
水に磨かれてツルツルになった滝をロープを付けて慎重に登ります。
ゴルジュの奥には3段20mはある滝が見えてきます。
豪快な滝の音がゴルジュ一帯に響き渡っています。この大滝にたどり着くまでにいくつもの滝を越えて行くところは、あまりにも上手く作られたストーリーに載せられている気分です。圧巻です!
振り向いてまたため息。
進んでは振り返り、また進んでは振り返る。
ここは自然が作り出した奇跡の場所ですね。
大滝を迂回するためにたくさんの人がラインナップしていました。
これほどたくさんの人が来ているのは、初めて見ました。
沢登りの魅力を知って、この小川谷を訪れることができた人たちは、本当に幸せだと思います。
沢登りして初めてここまで来れるわけで、ヘリコプターに乗ってもここへはダイレクトに来ることはできません。
苦労はあるかもしれませんが、屋久杉を見るほど時間はかかりません。でもここは、来ることそのものに危険があったり体力が必要だったりで、一般的にはたいへんでしょうから、全ての人がこの景色を見ることができるわけではありません。
でも、死ぬまでに一度は見たい絶景!のひとつであるとぼくは思います。
興味のある方は、ぜひツアーへご参加ください。その前に一度通常のワンデイツアーへご参加いただくことを強くお勧めいたします。その方が、この小川谷廊下へ来たときに思い切り楽しんでいただけると思うからです。せっかくですからね(^^)
次回のスーパーシャワークライミングツアーは、7月30日(水)です。
週末は8月17日(日)、8月30日(土)を予定しています。
それ以外にもリクエストにお応えして開催をすることも可能です。(ぼくは何回でも行きたいので、ぜひリクエストしてください!)
ぼくは群馬県出身だから特に感じるのかもしれませんが、神奈川県民は神奈川県が大好きだな〜って思っています。そんな神奈川県大好きな方は、ここを知らなければもったいないですよ!
神奈川県の宝!小川谷廊下!ぜひ一緒に行きましょう!!
KTN シャワークライミング
Kenichi Minegishi