2015年10月24日(土)
快晴の裏妙義山です。
国民宿舎の駐車場には何やらヘルメットにハーネス、地下足袋姿の屈強な男たちが多数集まり、アルミ梯子やら鎖やらをトラックから降ろしています。
どうやらこの妙義山に架かっている鎖場の修理だとか。鎖なしでは一般の人は楽しむことも困難な妙義山ですから、この方々のおかげで良い経験をさせていただいているんですね。ご苦労様です!
まだ太陽は低い位置にいる時間。森の中は涼しくて快適です。
寒さと乾燥のために縮こまっているのか、苔たちが可愛らしく丸まっていました。
沢伝いに登る裏妙義山のノーマルルートは、場所により踏み跡不明瞭。ペンキやリボンなどの印を見逃さないように歩くことが大事です。
山頂からの眺めは最高です。
この山頂は基本的にお一人様のスペースですね。
こんな場所なんで(^^)
さ、登ってみましょう〜!
こんな場所だからこそ高揚しちゃうってタイプの人にはオススメです!
ちっちゃなスペースに3人はちと狭かったかな。
シャワークライミングは大ベテランのT氏はクライミング時はやや緊張していましたが、懸垂下降はおてのもの。
やっぱオモチロイね「丁須の頭」
いつも懸垂下降で降りている鎖場は、架け替え作業中。
ロープがあるならあっちから降りな〜と、作業中の先輩に支持されて、藪の中の懸垂下降。
「そっちの方がオモシレェだろ!」
って、さすが先輩わかっていらっしゃる。
おっと、今度は赤岩の梯子渡りのセクションで改修中。
作業の皆さんは、この場所までの最短ルートとして、この下に流れる赤岩沢を登ってきたとか。梯子担いで大したもんですな〜。
妙義山は面白いところだから、みんなに宣伝してくれや〜!
妙義山を愛する地元の山岳会の方々は粋な人が多いですね!この努力で山を楽しませてくれているんです。
いつもの登山と違って、妙義山と深く関わっている方々とお話をする機会に恵まれて、とても良い経験ができました。
なんかよかったな〜。ありがとうございました。
そして、翌日の25日(日)は表妙義山
冬型の気圧配置で北風ぴーぷー吹いてましたが、お天気は最高です。標高が1000m程と低い妙義山はあまり影響を受けず、ポカポカの登山日和。
大の字まで順調にきております!
連続する鎖場の練習ですね。
紅葉登山真っ盛りということで、鎖場はなかなかの混雑。
ゆっくり行きましょう。
なんとなくジュラシックパークを思わせるこの景色がたまらなく好きです。
鎖を掴んでグイグイと登るわけですが、展望の良いお天気ということは、足元まで見えているというわけで、高いところが苦手な方は緊張しますよね。
妙義山最高峰の相馬岳(1103.8m)に到着!順調です!
その後、背中に哀愁が漂ってまいりました。
次のピークが遠いな〜と。
こういう山は、無理は禁物!
疲れてしまって集中力が欠けるととても危険ですからね。
下ってみれば元気だったりしますが(^^)
ま、これでいいのだ!
また行きましょう〜!
紅葉登山、真っ盛りです。冬前のカラダ作りにちょうどいいですね〜!
みなさん、山を登りましょう〜!
KTN
峯岸健一