9月23日秋分の日。今シーズンラストのスーパーシャワークライミングツアー、西丹沢の小川谷廊下。
僕が一番好きな沢です。
関東一を誇る渓谷美、遊びどころの多さなど、総合的にも素晴らしい沢のひとつです。
ドライジャケットというカヤックやカヌーなどパドルスポーツ用に開発されたジャケットを新調して、寒さからはほぼ無敵になったスーパーリピーターのSさん。いままでも攻めのクライミングをしてきましたが、これでもっと攻められるようになったようです。今シーズンはKinTouNのシャワークライミングツアーに10回くらい参加していただいてますが、ここにきて新しいアイテムを手に入れて、来年はもっと攻めてくれそうです(^^)
今シーズンの小川谷廊下のツアーの中でも、ナンバーワンのコンディションと言えるでしょう。
落ち葉がちらつき始めましたが、日射しがあり沢の中の空気はいつもよりも爽やかに感じられました。
僕自身も不思議な感覚がありました。この沢の雰囲気というか空気というか、小川谷と完全に調和した感覚。こんなの初めてかも知れません。気のせいなのでしょうが、とても不思議な感覚でした。しばらくここに居たいな〜と思ってしまいました。
初参戦ですが、沢登りは経験者のIさんが挑戦中のトラバースな課題。失敗したら滝壺へドボンです(^^)
これまたSさんとともにほぼ毎週のようにご参加いただいているYさん。体の使い方や足さばきがドンドン上手になってきているので、余裕も出てきましたね〜!
ここがもっとも深い渓谷部(ゴルジュといいます)こんなところが神奈川県の山奥には存在するのですから驚きです。
寒さに無敵になったSさんは繰り返し飛び込みまくり!
最後の滝を抜ければゴール!
いい光が入ってますね〜!
今シーズンは、何度もこのゴールゲートをくぐることができました。
このコースのリクエストを受けると、僕自身「やったー!」と喜んでしまいます(笑)何度もリクエストをいただいて感謝するばかりです。来シーズンもたくさん来たいな〜。沢登りで行く沢は、噛めば噛むほど味が出ます。遊び方のバリエーションが増えたり新しい発見があったりと同じ場所へ何度行っても飽きることはありません。
小川谷廊下ツアーへご参加いただきありがとうございました!
小川谷ツアー終了後、僕は帰宅せずそのまま富士山へ向かいました。
この夏は1度も登る機会がなかったので、西丹沢から直接、富士宮新五合目へ行きました。
富士山には50回以上登っていますが、そのほとんどがスキーをするために来ています。まだ、日本最高峰の剣ケ峰から御来光を拝んだことがなかったので、雪が積もる前の9月中に行こうと思っていました。チャンス到来!
御来光に合わせて1時過ぎに登山開始。
この時期はほとんど登山者に会うことがないので静かなもんです。
最高峰の剣ケ峰にもぼくひとり。
ニッポンの夜明けを日本一高い場所で、たった一人で見てきました。カップラーメンをすすりながら(笑)こんな贅沢はあまりないですね。
ただ、太陽が出るぞ!という瞬間にカメラのバッテリーが切れましたw
眩しいほどの御来光は僕の瞼に焼き付けておきました(笑)
ツアーから含めて、長い長い一日だったように感じます。
あ〜楽しかった!
今週末9月28日(日)は、沢登りで葛葉川のピークを目指します!シャワークライミングとはまたひと味違う楽しさですよ!現在、参加者募集中です!ご参加お待ちしております!
KTN シャワークライミングツアー
Kenichi Minegishi