「紅葉に映える妙義山」
群馬県民であれば誰でも知っている上毛かるたの一枚です。
もうすでに紅葉のピークは過ぎていましたが、山を歩けば所々でこのような真っ赤な紅葉に出会うことができました。
こちらは紅葉に負けないオレンジヘルメット三兄弟
裏妙義山といえば、ハンマーヘッド「丁須の頭」
さて、登っておきましょう!
かなり強引に鎖がかけられているのですが、僕らはトップロープで遊びます。
岩の上(山頂)からは景色が抜群。表妙義もくっきりです!
普段クライミングをやっていない方でも、ロープがあればそれほど心配なく登れます。
ロープがないと、ある意味命がけです。
やったどーー!
20mほどのチムニー(割れ目のようなところ)はロープで懸垂下降。シャワークライミングではみなさんに体験していただいているロープワークですが、ここも鎖を頼りに降りるよりは、ロープの方が楽しいですね♪
ヨーロッパによくあるビアフェラータ(ここを参照)と同様にここでは鎖にスリングとカラビナをかけて、落ちないように行きます。
黒部の下の廊下より悪そうです。
何が悪いって、この足場の信用のなさが悪そうです。
難関をクリアしての下山中、紅葉を楽しみながら歩いてきました。
お天気も素晴らしく良くて、雪山へ入る前の「土の上の登山」はツアーとしてこれにて今期はお開きです。
ご参加ありがとうございました!
これにてシャワークライミングを含む登山などのいわゆるグリーンシーズンのツアーが全て終了いたしました。
この夏は、シャワークライミングが9シーズン目でしたが、いままででもっとも多くの方にご参加いただくことができました。シャワートレッキングは小学1年生から、上は70歳近いアクティブなシニアの方まで様々な方に、KinTouN的な冒険登山を味わっていただくことができたと思っています。
特に感じたのは、いままで夏のアウトドア体験としてシャワークライミングツアーへご参加いただく方ばかりだったところに、本格的にご自身の趣味として「沢登り」という登山を学んでみたいという方が増えたことです。
沢登りは今回の妙義山登山のように登山として考えると、道なき道を難関を乗り越えて進んで行く、いわば上級登山と言えます。ぼくはこのスタイルが大好きですので、この登山を楽しいものとして、いろいろな山でやってみたいという方が増えることはとても嬉しいことだと思っています。
そのような方がもっともっと増えてくれば、今後のシャワークライミングツアーは、すこし遊びの幅が広がるでしょうから、主催をするぼくもとても楽しみです!
五感を鋭く刺激する沢登りは、子供達への自然教育に限らず、お仕事からのリフレッシュ、また、クリエイトして遊ぶということを知る大きなきっかけになると思います。これは、普段の生活の中で知らず知らずのうちに役立っているはずです。考える力、そして、難関を乗り越えるというポジティブな思考をシャワークライミングの中で培っていただければ、ぼくのやっていることも少しは社会に貢献することにつながるかな〜なんて思っています。
11月後半から来年の6月までは、スキーを履いて雪山で冒険、探検の日々が続きます。必ずやパワーアップして次の夏もみなさんへより強い刺激が与えられるように頑張ります。
2014年の夏を秋を一緒に遊んでいただいて、ありがとうございました!
またお会いしましょう!!!
冬のぼくはここにいます。スキーを履いた僕がどんなことをしているか、ぜひ覗きに来てくださいね!