• SAWANOBORI 20151004【豪雪地帯の谷、巻機山米子沢沢登り】

    Posted on 10月 6, 2015 by in Report

    DSCN7471

    ビッグマウンテンな沢登り!
    新潟は巻機山の米子沢を登ってきました。
    巻機山は日本百名山の一つですね。

    DSCN7475

    豪雪地帯の渓谷は、雪の力で磨かれた地形とたくさんの雪解け水に削られたゴルジュが織り成す素晴らしい景観があります。
    今回はスタートから標高差で約1200m以上の登りです。
    頑張るぞ〜!

    DSCN7477

    本来であれば開けた明るい谷なのですが、この日はあいにくの曇り空。時々雨。。。
    午後から明るくなる予報を信じて登ります。

    DSCN7479

    落差のある滝が多いですが、登りはしっかりとしたホールドがあるので、クライミングは安心です。
    特にロープを出す必要がなくスピーディーに進んで行けます。

    DSCN7480

    地味に強敵なのは、ヌメヌメでツルツルのナメ床。
    油断して転んでしまうと滝から落ちちゃうかも〜(xox)

    DSCN7482

    何も考えずに歩けそうなところを進んでしまうと手詰まりになってしまいます。
    遠くにゴールを見据えて無駄のないように慎重にルートファインディング。

    DSCN7483

    道はないので、足を置けそうな場所を見つけて丁寧に歩きましょう〜!

    DSCN7487

    ここからが核心のゴルジュセクション。
    みんなにも緊張が走ります。
    覚悟を決めて突入しますよ!

    DSCN7489

    う〜ん、ガスで先が見えない。。。

    DSCN7492

    通れるルートは概ね決まっているので、そこを行くしかないのです。

    DSCN7493

    ゴルジュはさらに狭く圧迫感があります。
    失敗は許されないぞ!なんてね。

    DSCN7495

    特に難しい場所はないので、丁寧に登るだけですが、ロケーションがかっこいい!

    DSCN7496

    落差はありますが、しっかりとしたホールドがあるので、不安なし。

    DSCN7500

    時々現れる秘密のプール。
    こういう場所こそ落ちたら寒いので慎重にトラバース。

    DSCN7501

    そして、クライミング。

    DSCN7505

    ゴルジュの終わりが見えてきましたが、最後には最も大きな滝が聳えています。
    こういう雰囲気がたまらなくいいですね〜!

    DSCN7506

    18mほどの滝を横目に登っていきます。

    DSCN7508

    上から見るとこんな感じ。
    一つ一つの滝を越えるたびに小さな達成感があります。
    気持ちがいい!

    DSCN7512

    ここもまたツルツルに滑らないように。
    滝を越えても油断できません。

    DSCN7514

    ようやく地に足が着いた気分です。
    周りの植生も変わり、いつの間にか森林限界よりも上に出ていました。
    せっかく紅葉が色づいてきているからもっと景色見たいな〜。

    DSCN7518

    轟々と唸っていた滝もなくなり、沢は小さな小さな流れに。
    沢は一跨ぎできるほどに狭くなってきます。

    DSCN7522

    それでも時々出てくる可愛らしい小滝をミニシャワークライミング。

    DSCN7524

    そして、登り詰めた先には黄金色の草原。
    ガスで視界があまりなく幻想的な雰囲気にまるで天国へ来たような気分です。
    昨年は、紅葉が見事すぎてそれはそれで天国へ来たようでした。
    ということで、ここは天国と名付けます。

    DSCN7527

    プチ藪漕ぎ
    葉っぱに付いた水滴でビショビショですw

    DSCN7528

    ついに巻機山山頂!イェイ!
    約5時間の沢登りで到着しました!
    みなさん、お疲れ様でした(^^)

    DSCN7531

    下山中、ようやく晴れ間が出てきて紅葉と厳つい山を見ることができました。
    晴れていたらというのは望みすぎ?まあ、山ですから晴れているに越したことはないですね。

    沢登りにとってピークを踏むというのは、ほんの小さな目的にすぎません。
    そこへ到達するまでのプロセスにたくさんの楽しみが盛り込まれています。

    進むべきルートを見つけ、失敗ができない緊張感を保ちつつ、一つ一つのセクションを登り切るたびにやってくる達成感。
    それを繰り返した結果にたどり着く頂上です。

    前にも書いたことがあるかもしれませんが、滝を乗り越えるとそこには、まるでページをめくったように新しい風景が広がります。滝の数が多ければ多いほどに、分厚い本のようにたくさんのページがあります。滝というセクションを乗り越えていくプロセスを楽しむことこそが、沢登りの醍醐味ですね。
    道無き道を進むというのは、山の本来の姿を踏みしめて登るということです。どんな簡単な沢登りでも山歩きの原点がそこにあると思います。
    大雨が降ったり、豪雪に覆われた冬を越えるとそこには新しくリセットされた谷が存在しているものです。
    同じ沢に何度行っても楽しめるのは、まるで降りたてのパウダースノーにファーストトラックを刻むような気持ちと似ています。

    10月中は暖かい丹沢での沢登りはまだまだ気持ち良くできます。
    このレポートを見て興味を持った方がいらっしゃれば、まだ間に合いますよ!
    沢登りへ行きましょう!

    お待ちしております!

    KTNシャワークライミング
    峯岸健一

Comments are closed.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。